BLIS M18(ブリス菌)とは?効果や安全性など徹底解説!

口の善玉菌として最近注目されているのが「BLIS M18」という菌です。

プロバイオティクスの考えが浸透してきて「菌活」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。

主に腸の菌ばかりが注目されがちですが、腸に負けないくらい菌が多いのが口の中なんです。

BLIS M18(ブリス菌)について英語の論文などにも目を通して調べてみたので、分かりやすくまとめてみたいと思います。

BLIS M18とはいったい何!?

BLIS M18はひとことで言ってしまうと口の中の善玉菌です。

正式な学名はストレプトコッカス・サリバリウスM18といいます。

世界の全人口の2%の子供は全く虫歯になりません。そんな子供たちの口の中から見つかった画期的な菌なのです。

BLISという名前は、「Bacteriocin-Like-Lahibitory-Substances」(抑制物質のようなバクテリオシン)の頭文字からきています。

この菌を発見したニュージーランドオタゴ大学のジョン・タグ博士と共同研究・開発しているブリステクノロジー社の商標登録名でもあります。

プロバイオティクスとは

口の菌

BLIS M18について詳しく説明する前に、プロバイオティクスについて簡単に説明しますね。

私たちの体の中には色んな菌がいます。

悪玉菌や善玉菌といった言葉を一度は耳にしたことがありますよね?

  • 悪玉菌…増えると体に悪い影響を与える菌
  • 善玉菌…悪玉菌を退治してくれる体に良い菌

菌だからといってすべてが悪い訳ではありません。

体の中では悪玉菌と善玉菌がバランスをとりながら共生しています。

これまでの医療の世界では、病気になってしまった場合、抗生物質などで悪玉菌を一掃していました。

ですが、悪玉菌を退治出来る一方で、善玉菌まで殺菌してしまうというデメリットがありました。

それならば、除菌するのではなく、体にいい菌を増やして病気を未然に防いでいこう!というのがプロバイオティクスの考え方です。

乳酸菌やビフィズス菌といった腸内環境を整えてくれる菌がいますが、そのお口バージョンがBLIS M18なんです。

BLIS M18の効果

前述したBLISの頭文字になっている「抑制物質のようなバクテリオシン」という言葉。

バクテリオシンというのは抗菌力を持つたんぱく質やペプチドのことを指しますが、自らバクテリオシンという特別なたんぱく質を作り出し、悪玉菌を減らしたり増殖を食い止める効果があるのです。

BLIS M18の効果を以下にまとめました。

  • 虫歯の原因菌であるミュータンス菌を減少させる
  • バイオフィルム(歯垢の塊)の元になる物質を溶かす酵素を作る
  • 口の中を虫歯になりやすい酸性からアルカリ性に導く
  • 歯周病などの炎症を引き起こす物質を抑制する
  • 口臭の改善など

BLISM18

要するに、虫歯になりにくいように口内環境を整えてくれる優秀な菌なんです!

BLIS M18とK12の違い

BLIS M18が発見される前にBLIS K12という菌が発見されています。

K12も口の中の悪玉菌を抑える働きを持ちますが、K12よりはM18のほうがより優秀です。

K12では効かない有害な菌にも広く効果を発揮するのがM18なんです。

ここまでBLIS菌の口の中の効果について説明してきましたが、BLIS菌は扁桃腺や中耳炎、脳卒中の予防、免疫力アップなどの面でも注目されていて、研究されているそうです。

BLIS M18の研究論文はたくさん!

BLIS M18に関する研究論文は多数あります。

アメリカのPMC(米国国立研究所の生物医学や生命科学雑誌文献を見れるサイト)で「サリバリウスM18」と打ち込んでみると45件もヒットしました。

blism18論文

その中のとある論文で発見した以下のデータ。

無作為に選んだ子供に90日間BLIS M18を使った実験結果を見てみると、明らかな効果が見て取れます。

グラフの上段がBLIS M18を90日間使用した子供のビフォー、アフター。

下段が使用しなかった子供のビフォー・アフターです。

上段では90日後にグラフの緑部分が増加していることが分かりますが、これは「新しい虫歯が出来るのを避けられた」子供を表しています。

つまり、BLIS M18を使用することで虫歯のリスクが減っているということです。

BLIS M18の安全性

安全性のイメージ

いくら虫歯菌を減らしてくれるからといって安全性が低ければ意味ないですよね。

もちろんBLIS M18は安全面でも担保されています。

BLIS菌は30年にも渡り研究が続けられており、アメリカでは最も安全とされるバイオセイフティのレベル1の細菌として登録されています。

また、6年以上に渡りBLIS菌を用いた商品が市販されています。

もともと人の口の中にいる菌ですから安全性が高いというのも頷けますよね。

こんなにメリットしかないとなると逆に怪しいと思ったりもします(^^;

でも、考えてみてください。

乳酸菌やビフィズス菌などにも基本的に副作用はありません。

ビフィズス菌イメージ

ビフィズス菌が発見されたのは1899年、1世紀も前のことです。今もまだ研究が続けられていますが、ビフィズス菌はとっても身近な存在になり、誰もが体にいいものだと認識しています。

ビフィズス菌は1世紀という時間をかけて市民権を獲得しました。それは研究開発が進み、人々が自分自身でビフィズス菌を食べることで効果を感じるようになったからです。

BLIS M18もまだ認知度は低いですが、今後さらに研究や商品開発が進み、ビフィズス菌のように当たり前の存在になる日が来るのではないかと思います。

BLIS M18を活用した商品

BLIS M18を活用した商品は色々出てます。

口臭を軽減させるタブレットや歯磨き粉、マウスウォッシュなどブリステクノロジー社が開発販売しています。特許を持っているのがこの会社なので、ブリス菌絡みの商品は基本的にブリステクノロジー社が技術提供して作られています。

ブリス菌配合子供用歯磨き粉ブリアン

日本でもウィステリア製薬が子供用の歯磨き粉「ブリアン」が発売しています。

ブリアン

平均よりも15億個も多くのブリス菌が含まれ、界面活性剤や防腐剤、殺菌剤など使用していないお口に優しい歯磨き粉です。

美味しいイチゴ味で、歯磨き嫌いの子供が喜んで歯磨きをするにようになると口コミで話題です。

今回、この記事を書くに辺り日本口内フローラ研究会の「一生 虫歯・口臭に悩まない新ルール : 98%の歯医者ですら知らない 奇跡の善玉菌ブリス」(電子書籍)を参考にさせてもらいました。

この本の中でも商品名こそ出してませんでしたがブリアンについて言及されており、保存料もフッ素も使っていない安全な歯磨き粉だとおすすめされています!

>>ブリアンの詳細をみてみる

大人用のブリアンも登場!

これまで子供用のブリス菌歯磨き粉しかありませんでしたが、大人用も登場!

ブリアン大人用

子供用のブリアンを大人が使っても問題ありませんでしたが、イチゴ味はちょっと…という人にうれしいミント味が発売されました。

さらに、大人が抱える口腔問題で一番多い歯周病対策を強化するため、ブリスK12が新たに配合されました。

殺菌剤、界面活性剤、発泡剤などの成分は一切不使用で安心して使える歯磨き粉です。

>>大人用ブリアンの詳細をみる

まとめ

  • BLIS M18は虫歯にならない2%の子供から発見された善玉菌
  • ミュータンス菌の減少、バイオフィルムの増殖を防いだりと口の中の環境を整える効果がある
  • ブリス菌(BLIS M18)の安全性は高い

今後も研究や商品開発が進んでいく分野だと思うので注目していきたいと思います^^

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