再石灰化を促進してくれる歯磨き粉!有効成分とは?

「再石灰化」といえば、お口の健康に敏感な人は当然のように知っている言葉ですよね。
最近では再石灰化を促進してくれる優秀な歯磨き粉がたくさんあるんですよ。
再石灰化を促す成分や、おすすめの歯磨き粉をご紹介します。

再石灰化の有効成分

OKサインを出す女性
私たちは天然の有効成分である「唾液」がありますが、その他にも再石灰化を促進してくれる有効成分は色々あるんですよ。

実はエナメル質がちょびっとだけ溶けた初期虫歯を修復する(修復を補助する)物質はたくさんありまして、代表的なものを以下に挙げてみます。
■フッ化ナトリウム(ベーシックなフッ化物。歯磨き粉に入っている)
■フッ化リン酸ナトリウム(ベーシックをより染み込みやすい調合にしたもの)
■フッ化第一スズ(ちょっと茶渋みたいなのがつくけど効果の高いフッ化物)
■フッ化ジアミン銀(歯医者で塗る苦くてお歯黒みたいになる。サホライドという名前)
■リン酸酸性フッ素溶液(APF)(歯医者で塗られるまずくて酸っぱいフッ素はこれ。)
■キシリトール(キシリトール自体には再石灰化する力はないが、唾液の分泌を促進し再石灰化を促す。また虫歯菌を兵糧攻めにする働きがあり、継続して食べると虫歯菌の数が減る。)
■POs-Ca(ポスカ/リン酸化オリゴ糖カルシウム グリコが特許を持っていて様々な製品に配合されている。再石灰化させる力が強い。トクホ)

●ハイドロキシアパタイト(エナメル質のカルシウム成分の名前 特別な加工を施したものは歯に沈着して再石灰化させる)

そして最後にご紹介するのは、天然の再石灰化のお薬である

■唾液(カルシウム分を含みいつも歯を修復し続けてくれている)

引用:ふくしげ歯科

こんなにたくさんありますが、フッ素系の物が目立ちますよね。
フッ素は虫歯予防の成分で歴史がありますし、虫歯予防歯磨き粉にもよく入っています。

薬用ハイドロキシアパタイト

上のリストの中に「ハイドロキシアパタイト」という成分が入っていますが、薬用ハイドロキシアパタイトは、ハイドロキシアパタイトとは異なるものです。

薬用ハイドロキシアパタイトは、アパガードを販売している株式会社ザンギが研究開発した成分で、1993年に旧厚生省に虫歯予防成分として認可されています。

薬用ハイドロキシアパタイトの効果をまとめると以下の通り。

  • 歯垢の吸着除去
  • 歯面のミクロの傷を修復
  • 初期虫歯の再石灰化

臨床実験では、薬用ハイドロキシアパタイト配合の歯磨き粉とそれ以外の歯磨きを使用した小学生の間に圧倒的な差が出ています。

薬用ハイドロキシアパタイト臨床実験結果
岐阜県の小学生181人(男子92人、女子89人)に薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>)配合歯みがき剤とプラセボ(無配合)歯みがき剤を、1日1回給食後3年間にわたって使用させた。

その結果、<mHAP>配合歯みがき剤とプラセボ歯みがき剤には、う蝕予防に有意な差が認められ、またその抑制率は男子では36%、女子では56%であったと報告している。<mHAP>配合歯みがき剤は明らかなう蝕抑制率を示した。

引用:株式会社ザンギホームページ

アパガードといえば「芸能人は歯が命」のCMイメージしかないので、そんな優れた成分が入っているなんて思ってもみませんでした。でもこの成分、世間的にはあまり認知されていないのかも…。認可されたのも割と最近ですもんね。(1993年が最近と感じる辺りが年を感じますがw)

フッ素のメリット・デメリット

虫歯予防も再石灰化もフッ素があるからいいじゃん!と思われるかもしれません。もちろんフッ素もフッ素で優秀なんです。

フッ素のメリット

  • 再石灰化を促すパワーがある
  • 抗菌作用で虫歯菌撃退
  • 酸に弱い歯のエナメル質を、フルオロアパタイトという酸に強い結晶に変えてくれる

これらのメリットからフッ素を歯に塗ったり、フッ素で口をゆすいだりなどして虫歯予防に活用されています。
WHOも水道水に微量のフッ素を添付する水道水フロリデーションを推奨していて、厚生労働省も2003年に「フッ化物洗口ガイドライン」を通知しています。国を挙げてフッ素の使用を推奨してるってことですよね。

フッ素について詳しくは、日本歯科医師会が運営している歯とお口のことなら何でもわかる テーマパーク8020をご覧ください。

フッ素のデメリット

こんな優秀なフッ素ですが、摂りすぎると副作用があるといいます。

  • 歯に白い斑点や縞模様など斑状菌が現れる
  • 骨の骨折率の増加、骨の発育異常などの可能性
  • ダウン症、老人性痴呆などの可能性

もちろんどれも過剰摂取の副作用ではあると思います。日本歯科医師会は虫歯予防のフッ素摂取において、これらの副作用について否定しています。

「口元美人化計画」の著書で歯科医師の吉野敏明先生によると、フッ素を推奨してきたWHOも1994年頃からは方向転換をしていて、6歳以下の子供のフッ素洗口は強く禁止しているそうです。

吉野先生は著書で、歯磨き粉に含まれる低濃度のフッ素は問題ないとしながら、「フッ素を完全に否定するわけではありませんが、逆にフッ素に頼ってもいけない」と述べています。

フッ素については調べれば調べる程奥深いです。フッ素の使用を猛烈に批判している歯医者さんもいるし、その批判に根拠がないという歯医者さんもいる…ホントの所どっちなんでしょ(;´∀`)

ただ、個人的に殺鼠剤の主原料にフッ素が使われている…ということを知ってからは何だか使いたくなくなってしまいました。

歯磨き粉に含まれるフッ素なんてホントに微量で、こんなことを歯医者さんに行ったら「けっ!」と思われるのでしょうが…こうなったらもう、気持ちの問題です。

おすすめ!薬用ハイドロキシアパタイト配合の歯磨き粉

そんなこんなで私が辿り着いたのが薬用ハイドロキシアパタイト入りの歯磨き粉でした。

歯のエナメル質の96%がハイドロキシアパタイトで出来ているそうですが、薬用ハイドロキシアパタイトも成分的には同じだそうです。つまり人体に優しい成分であるということ。

薬用ハイドロキシアパタイトを開発したザンギ社のアパガードも素晴らしいと思いますが、個人的に好きなのは全薬販売の「オーラパール」という歯磨き粉です。
オーラパール
アパガードと入っている成分は似ているのですが、最大の違いとして、オーラパールには「塩化リゾチウム」という歯ぐきの炎症を抑える成分が含まれていること。

オーラパールは虫歯対策、歯周病対策、ホワイトニングなどが出来るオールインワンの歯磨き粉なんです。

この塩化リゾチウムの働きのお陰か、歯周ポケットが改善されたり、歯を磨いても血が出なくなりました。
口コミにも多いですが、歯のつるつる感が普通の歯磨き粉と違うと感じます。これが薬用ハイドロキシアパタイトの効果なのかな?と思います。
オーラパールの詳しいレビューはこちら

まとめ

歯磨き粉も最近は優秀なものがたくさん出てきています。自分に合った歯磨き粉を選んで虫歯予防に是非役立ててみてくださいね!

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